今回は、車内から臨む死角のお話を少しだけ。近年クルマのデザインは、時代の様々な要求からなのか、フロントガラスの傾斜角は、カウンタック程ではないにせよ、エコカーですら年代と共にどんどん寝る方向にあります。それと引き換えに増してしまったのが死角・・・。
昔のクルマって、ガラスは立っていて、しかも、ピラーもとっても細かかったが故にとても外が見えやすく、運転中のストレスはもっと少なかった様な気がします。
やっぱり外はいっぱい見えたモン勝ちですよね!


そこで今回の本題というか、シトロエンC4クーペの死角のお話なのですが、その意味においての心配は、良い意味で見事に裏切られてしまいました。外観からイメージするそれとは逆に、とっても外がよく見えるんです。


まず真っ先に、皆さんよく右折待ちでAピラーに隠れた歩行者や自転車等が見えずにヒヤッとした経験をお持ちではありませんか。
C4クーペのAピラーは、ドライバーのアイポイントからは遠い位置にあり、そこへ三角窓を設け、さらにはドアミラーの配置にも工夫を凝らした結果、斜め前方の死角を上手く減らす事に成功しています。



一方、斜め後方に目をやると、どこまでも後ろへ延びるその巨大なクォーターガラスの恩恵で、
例えばですが、高速道路の本線合流の際など、とてもドアミラー越しの確認だけでは不安な
シチュエーションにおいても、ドライバーは一瞬首を後へ振るだけで、斜め後方が全て見渡せて
しまう安心を手にすることが出来るのも、このC4クーペならではの隠れた大きな魅力の
一つではないでしょうか。


お問い合わせはお気軽にどうぞ/車の購入や買取り、メンテナンスについて、お気軽にお問い合わせください。:お電話の方:052-835-7007/インターネットからはこちら

▲ページの上部へ